英語学習歴は約7年のSayaka.gと申します。
私は英語がほとんど話せないままオーストラリアでのワーキングホリデーを決め、帰国してから改めてオーストラリア留学をし、保育の資格を取得しました。
現在は、ニュージーランドの大学への進学を目標に英語学習を日々行いつつ、未就学の子供向けに英語教師をしています。
今回は、社会人になってから勉強を始めた私の実践的な英語学習法をお伝えします。
目次
まず必要なのは、語彙力(単語力)
ここでお伝えするのは、知っている英単語の増やし方ではなく、実際に試験や生活の中で使える語彙力の増やし方です。
TOEICや英語の試験で高得点を狙うのであれば、実践的な語彙力は欠かせない技能の1つです。
単語帳をひたすらに読み込んでいくことは決して無駄なことではありませんが、英単語を和訳出来ても、文章の組み立てが出来なかったり、言い回しを理解出来なかったりと不便な事が多いです。
単語を学習する際、使い方を何通りか覚えておけば、文章の組み立てが容易になります。単語帳はその後の復習のツールとして使う事をおすすめします。
私のリアルな語彙力の増やし方
使うのは、TOEICの公式問題集とスマホとノート。以上です。
問題集もまずは一冊でかまいません。まずはさらっと解いてみましょう。一冊終わった時から、英単語学習はスタートします。
ノートに書いていく事は、
- 単語
- 辞書アプリで調べた際の例文を3~4文(この時、例文の間を1~2行開けてください。)
- 例文の下には、単語の和訳や分からない単語、言い回しの和訳
- 例文の上には文法的なつながり
- 単語に関連した他の単語や品詞(あれば)
を記入して下さい。その時に分からない単語が出てくれば、付箋などにメモをして、次に学習する単語として残します。
これを1日、30単語以上を目安に記入していきます。
このノートがあなたの単語帳になり、隙間時間に単語学習を行う際、同時に英文法を読む事で、使い方の確認を行うことが出来ます。
単語ごとに時間は掛かりそうですが、正しい文章や文法、英単語の用法を正確に覚えていく事につながるのでおすすめです。
おすすめの問題集
先述の通りおすすめの問題集は、TOEICの公式問題集です!
Amazonで3,080円で売っています。
公式問題集はパート毎に分かれたものも発売されています。
苦手なパートがある人はこちらの問題集で対策しましょう。
問題集のさらなる活用法
問題集一冊分の単語学習が終了したらと言って、すぐに新しい問題集を購入する必要はありません。
点数を上げる!ルーティンのご紹介。
■問題集解きなおし
問題集をもう一度解いてみましょう。覚えていない単語や使いこなせていない単語を洗い出します。
■単語学習2週目
最初にご紹介した学習法で覚えきれていない単語を同じように記入して行きます。出来れば1回目の例文と違う文を記入するか、1~3文多く記入します。これは、苦手な単語を目にする機会を増やしたり、言い回しを覚えることにつながります。
■ノートに記入された関連語や例文の中の分からない単語を記入
同じ要領で単語学習を行っていけば、一冊の問題集から新たに学習できる単語のボリュームは1,000を大きく超えます。この時、調べる前の単語に決まった色でアンダーライン等を引くと、調べた単語が可視化され、覚えたのかのチェックにもなります。
■問題集3週目
この時には、8~9割は正答出来るようになっているはずです。
■その他の使い方
問題集の英文の単語や文法を書き換えて、同じ意味の文章を書いて見たり、反対の意味や違う時制で文章の記入を行います。この段階で必要だと感じたら、オンライン英会話やネイティブスピーカーに文章の添削をお願いすると、ライティングの精度が上がったり、理解を深めることが出来ます。
まとめ
今回は私が実践している英単語学習法をご紹介していきました。
最近では、英単語アプリや単語学習に特化した書籍など、使えるツールは日々増えていますが、英単語の和訳は出来ても実際に使う事が苦手な方に、この学習法はとてもおすすめです。
普段何気なく目にした英単語や、勉強中に分からなかった単語等も同じ方法で勉強して行くことで、単語の意味と使い方を同時に確認する癖がついていきます。
もし単語学習にお困りであれば、ぜひこの方法をお試しください。
オーストラリアのTAFEにてDiploma of Early Childhood Education and Care取得。 コロナが落ち着き次第ニュージーランド留学計画中。 IELTSや英語の基本的な勉強の仕方、小学生までの英語学習法などを主に解説していきます。
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