TOEICに向けて勉強を始めたいけれど、
- 「実際、何から始めたらいいのか分からない」
- 「どの試験を受けるべき?」
- 「スコアってどれくらい取れればいいの?」
など、疑問は尽きないと思います。
ここでは、キャリアアップや大学進学の為におすすめな「TOEIC Listening & Reading Test」を受けると決めたらまず揃えたい参考書をご紹介します。
Amazonで購入できる参考書を中心に解説もしていきますで、ぜひチェックしてみてくださいね!
目次
1, 初心者はスコアでいうと何点くらい?
英語自体も初心者の場合、400点台を取れればまずは十分です。
制限時間に対して問題数が多く、スピード感、情報処理能力、集中力が求められるTOEIC L&Rでは、多少英語が出来たとしても対策をせずに500点以上を取るのは少し大変です。
余裕がある方は、テストに慣れる為にも一度TOEICを受けてみる事をおすすめします。TOEICは年間10回程受ける機会がありますので、一度受けてみると会場の空気感や時間管理の仕方などもつかめます。
TOEICの参考書の選び方
参考書は、自分のレベルや試験対策の解説のきめ細やかさによって多種多様に用意されています。ここでは、いくつかの視点から、参考書の選び方を解説していきます。
自分のレベルに合っているか?
TOEIC対策の勉強を始める時、自分のレベルに合わない参考書を使ってしまうと、難しすぎてどこから手を付けたら分からなくなってしまったり、心が折れてしまう…なんてことにもなりかねません。
TOEICの参考書の表紙には目標の点数が載っている事が多いので、初心者用や500点目標のものから参考書を選び、その後、自分のレベルに合わせて参考書を更新していくことをおすすめします。
英語の学習を始めたばかりであればまず、文法の基礎と単語をしっかり確認、練習出来る物をおすすめします!
発行日が古くないか
TOEICの問題は毎年難易度が上がり、傾向も変化すると言われています。「完全攻略!」と大きく紹介されていても、5年前の参考書では試験対策としてはほとんど役に立ちません。
もちろん、英語の勉強として使用するのであれば全く問題ありませんが、TOEIC対策として選ぶのであればやはり一年前までの参考書、出来れば今年発行の物を選ぶことをおすすめします。
解き方のコツが解説されているかetc
問題集や参考書の中には、問題や答えの他に文法や単語のポイントが掲載されているものが多いですが、短期間でスコアアップを狙うのであれば、試験問題の傾向や短時間で回答するためのコツを把握することは必須です。
問題の傾向や英文の読み方や何を問われているのかなど、「問題の意図」を理解するだけで、同じ英語力でも狙えるスコアが違ってきます。
ですので、あなたと試験にあった参考書の選び方をすることはとても大切なのです。
最初の一冊コレ!(Amazonリンクあり)
「【音声DL付】キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 500」
TOEIC公式ではないですが、英語学習者に人気のキクタンをご紹介します。
TOEIC対策としてまず始めたい単語学習ですが、最初から分厚い参考書ではやはり大変なので、はじめはまず500単語をカバーするキクタンでスタートします。
絶対的な単語の量が少ない為、苦手や知らない単語の洗い出しが用意です。
自宅ではしっかり単語学習を行いながらこの参考書を持ち歩きいつでも繰り返し確認できる環境にします。
まずやること!
始めは約1か月半~2か月で一冊を覚えきるつもりでスケジュールを立てます。
- 最初に参考書を1周しながら、すぐに和訳も例文も理解できない単語を洗い出します。
- 1週間でまず100単語を暗記していくつもりで一日10~20単語程度をノートに書き、辞書で引くなどした例文をノートに記入していきます。
- ノートに書くのは曖昧な単語や分からない単語をメインで学習していくことで、参考書とリンクした単語帳になります。
- ノートと参考書を持ち歩き、学習した部分を繰り返し復習して記憶を定着させていきます。
おすすめポイント
掲載の単語数が500単語であるため、初めて学習を始める時にも負担になりにくいです。
書きながら覚える事をベースに本が作られていたり、ダウンロード出来る音声付きなので、多方面からインプットとアウトプットが可能です。
ニ冊目以降におすすめ!参考書(Amazonリンクあり)
本格的に試験対策を始めたらすぐに手に入れたい参考書は、やはり公式問題集です。目的別で選ぶべきものが変わりますので、苦手なパートやジャンルに合わせて選んでみてください!
おすすめ単語帳
「TOEIC Listening & Reading 公式ボキャブラリーブック」
高スコアを狙うのであれば、単語の意味を広く深く理解することは必須になりますが、最初の単語学習にはTOEICの頻出単語をしっかり学習出来る公式のボキャブラリーブックを使用することで効率よくスコアアップを狙えます。単語帳を一冊で済ませたければ、これだけあれば十分に500点以上狙えますので、しばらくはこの本1冊だけでも問題ないです。
おすすめ文法問題集
スコア500点台から900点を取る為の文法問題集です。間違えやすい問題も丁寧に解説されています。各練習問題の回答にも丁寧に解説と日本語訳が掲載されているので、答えだけ確認して理由が分からないままになってしまう事も防げるので、実践的に文法を覚えていきたい人におすすめです。
おすすめリーディング問題集
「公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リーディング編」
2020年に発売されたTOEIC公式のワークブックです。
スコアが350~700点で対応しており、問題の解説が非常にきめ細やかです。問題以外にもコラムやミニテスト、本番一回分の模擬テストに加え300語の英単語と速読用英文などが付録に付くボリューム満点の参考書です。初めから解いて見ても、好きなところから始めても十分に使えます。
おすすめリスニング問題集
「公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リスニング編」
前述でご紹介したワークブックのリスニング版です。
こちらも問題の解説に加え、解き方のコツがしっかり教えてくれるので、苦手があってもしっかり確認しながら進めていくことができます。付録には440語の英単語とTOEICの本番と同じ公式スピーカーの音声を使用したCDが使用されているので、本番対策にもおすすめです
オーストラリアのTAFEにてDiploma of Early Childhood Education and Care取得。 コロナが落ち着き次第ニュージーランド留学計画中。 IELTSや英語の基本的な勉強の仕方、小学生までの英語学習法などを主に解説していきます。
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